エホバの証人元2世の結婚について -シリーズ7.結婚後の変化

こんばんは、コータローです。

これまでの記事で、エホバの証人現役の親を持つ私元二世が、一般の人と結婚に至るまでの話を書いてきました。

今回は私コータローが組織を離れた後に感じていた虚しさや寂しさ、そういった負の感情が結婚することでどう変わったかについて述べていきたいと思います。

まず、具体的にどのような負の感情を持っていた列挙してみます。

■人間関係
・話せる家族が父親だけになった

・携帯の連絡先の大部分が組織の人たちで、交友関係が70%ほど減少

・寂しさを埋めるため、友達や恋人が欲しいと思うようになった

■人生観
・聖書でいう永遠の命という将来の希望がなくなり、今の命がなくなればそれで人生終了と認識

・目指すものがなくなったため、幸せになるためにはお金持ちになるしかないと漠然と思うようになった

・聖書の「終わりの日」が頭の片隅から離れず、常に絶望感がある

・「終わりの日のしるし」が顕著にみられる出来事を聞くと不安が増す

■実生活
・守るものがないため破滅的となり、酒・ギャンブルに逃げるようになった

・没頭できる「何か」を探していろいろなことにチャレンジしてみた

・今を生きることで精一杯で将来のことを考えた思考や行動をしなくなった

では、これらが結婚後どう変わったかについて書いてみます。

■結婚後の人間関係
・妻とその家族が私を家族として迎え入れてくれたため、寂しさが薄まった

・妻が家にいることで一人の時間が減り、絶望や悲観思考することも少なくなった

■結婚後の人生観
・家族を守るという人生の目的ができた

・将来こうありたいという妻の願望が私の願望になった

・受け入れてくれた妻の家族に恩返ししたいという気持ちが芽生えた

・終わりの日の絶望感については消えることはなし

・今回のコロナといった疫病の蔓延で絶望感は増した

■実生活
・ギャンブルはもちろんのこと、お酒を飲む回数や量が自然と減った

・将来のために貯金をするようになった

・いろいろなことにチャレンジしていた頃に比べ保守的になった

以上箇条書きでざっと挙げてみました。

幼少期からエホバの証人、聖書、それに従う母親を人生の道しるべとして長年歩んできた私は、それらが一瞬で消え去ったあと、心にぽっかりと穴があいたかのように自分の考えで行動するということがなくなりました。

というよりも、幼少期から自分の思う選択ができなかったわけですから、もともと自分の考えで行動などしていなかったのです。

そんな私は組織から去ったあと自分が何をしたいのか、どうなりたいのか、明確な目標を持つことが困難でした。

常にふわふわとした考えの中、他人の意志に流されるがまま歩んでいるという感じです。

会社では自分の意見を述べず、他人にあわせる毎日。

妻から「何が食べたい?」「どこに行きたい?」との問いにも「何でもいい」「どこでもいい」といまだに答えている自分がいることは本当に情けないです。

できることなら妻の願望に自分を無理やり染め上げて生活するよりも、自分が家族を引っ張っていきたいものです。

結論結婚して独り身の時よりはずっとよくなりました。

それでもまだ何か足りないと思うのです。

そんな中私にも子どもが生まれます。

次回、子どもができたあとこの「足りない何か」を埋めることができたかについて書いてみたいと思います。

エホバの証人について一切触れていない現在の生活については、こちらのブログで書いています。更新頻度も高めですのでご覧いただけるとうれしいです。

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この記事へのコメント

ポピー
2020年07月24日 06:56
初めまして。私は20歳過ぎで伝道者でつまづいた二世です。
楽園は待ち遠しかったですか? というのも失礼かもしれませんね。
私は、幼稚園ぐらいに母が研究、しつけと教えの区別がありませんでした。
喘息だったのですが、それすら理解していませんでした。

早く大人になりたい私は、楽園という不老不死を言われても、
魅力を感じませんでした。
抜けたものの、三つ子の魂百まで、組織内にも好きな人はいましたが、
信者でないのでどうしようもない。

一般の方と恋愛(おつきあい)も見合いも婚活もできないまま、病気などもあり、
親もいなくなればひとりぼっちです。
何かあれば鞭、親の言いなり、抜けてからますますひどくなり、
信者の父まで鞭というより暴力を振るうようになりました。

うちには「親を説得」「話し合い」という文字はありませんでした。
関係者をひどく恨んでいます。
伴侶でも恋人でも友人でも、誰かいれば良かったのに、という気持ちで
いっぱいです。

そう、「終わりの日のしるし」が怖いのです。
地震、疫病、etc。安楽死のように殺してくれれば楽園に入りたくないので
それで結構なんですが、辞めても終わりの日が来ても、下手したら1000年か
永遠に神に感謝しながら楽園で過ごすのか? まさに地獄です。


コータロー
2020年07月25日 22:40
ポピーさん
コメントありがとうございます。コータローです。
ご両親ともに信者だったんですね。そうなってくると子どもからしてみれば逃げ道はないのも同然ですよね。
それに加えて、ご病気と、大変苦労されたんですね。
お気持ちお察しします。

それにしても現役信者のお父様が暴力をふるうのはあんまりですね。
どれぐらい前の出来事がわかりませんが、鞭の時代が終わったあとも暴力をふるっていたのであればそれは組織の審理委員会にかけれてもおかしくないくらいの出来事かと思います。

私たちが生きているうちに終わりの日が来て亡くなったら復活することはありませんから1,000年統治で過ごすということはないでしょう。

終わりの日が来る前に死んだらどうなるかわかりませんが。。

今ポピーさんがおいくつであるのか、病気等どのような状況かは存じ上げませんが、一度しかない人生です。
今からだって自分の人生を歩むことは可能なんです。

過去は変えられないとか月並みなことしか言えませんがそれがリアルです。

少しでも生きがいを見つけられることを願っています。
ポピー
2020年07月26日 00:49
コメントありがとうございました。
色覚異常については、赤と緑の判別の色盲ぐらいしか知りませんでした。
お母様が楽園に入れたいと思うのは当然だったかもしれませんね。

父の暴力は母にも助けを求めましたが、認めません。
病気と、今は事故の後遺症、一人で住んでいた家は道路になり、
実家に戻ってくるしかなくなりました。
せめてもの反抗に、当時はまた一人暮らしをしたかったので、
私も世帯主にしています。知らないうちに扶養なんてさせません!

母にも言われたんです、「何か目標はないの?」と。
3分歯磨きをしたら30分休まないといけないこの体で、
社会復帰もできるわけなく、おまけに家に軟禁されて、何でも親優先で
一体どんな目標がある?と言い返しました。

集会、大会もZoomになっているせいで、親の身支度が終わるまで
全部譲ってきましたが、今は出かけない代わりに、
Zoomやsim、iPad、ケータイ、それらの連絡のサポートをさせられます。
そして、Zoomが終わるまで、息を殺して生活して、ほんとに息が詰まります。
ポピー
2020年07月26日 00:54
追伸
千年統治とか、聞きたくはなかったのですが、ごく最近また聞いたのです。
コータローさんと同じく、今死ねば復活はするが楽園に入れるかは分からないと
言いました。

それは自分たちも同じ、というフレーズのほうが記憶に残ったのでしょうか、
「千年かけて完全になる」という答えだった気がします。
どちらにしても、楽園なんてまっぴらごめん、ただ、私よりも年下の時に
この教えを聞いた母には楽園の教えはさぞ魅力的だったのだろうと、

そして、今の私も、それをとっかかりにされたら、今なら健康は魅力的な
話なので、とりあえず聞くかもなー、と思いましたね。